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KBS（関西ビジネスインフォメーション）主催のセミナーの講師をした。
住宅メーカーや設計事務所などに勤務する社会人向けの社員研修「住宅設計コース」という終日セミナーで、当社の新人とコンパス建築塾に参加している二人も参加した。
住宅の設計課題を事前に各自が考えをまとめ、当日は、私の作品スライドを通して私の考え方などを説明したあと、各自が考えてきた案を修正しながらまとめ、発表していただくものである。課題は数年前に私が実際に設計した住宅で、最後には実作スライドを通して設計したときの考えなどを説明した。
常々、スタッフや学生は言っていることであるが、やはりモノ創りを職業とするからには、単にデザインやアイデアを実現することが目的ではなく、あくまで目的はクライアントの生活や事業などにあり、デザインやアイデアはそれを実現する為の手段であることを認識する必要がある。
そのためには相手の気持ちを良く理解した上で、本当に良いものを相手に理解していただくコミュニケーション力が何より重要と考える。
僭越ではあるが設計の先輩として様々な話をし、皆さんに熱心に聴講いただいた。
おつかれさまでした

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