コンパス建築工房

 リフォームだからこそ出来ることがあります

「建替えないと無理ですよね?」と新築の相談に来られたお客様でも、話を聞いてみるとリフォームでも何とか出来そうだということで、いつの間にかリフォームす ることになってた・・ということがよくあります。内装の壁紙を張り替えたり、外壁を塗りなおしたりだけではなく、家そのものを安心に快適なものに改善する ことができます。

20年以上前の建物のリフォームを依頼 されることも多いですが、その頃の建物は法規制も建築概念も今とは違うので、簡単に増築したりすることはできません。また昔の建物をリフォームする場合、 今や基本的である断熱や換気などの概念がなかった時代の建物も多くあるなど、100軒あれば100軒とも異なる抱える事情があるため、その都度的確な判断 が必要になります。それでも古いも のを部分的に残すことが出来ればコストを抑えることにもつながったり、新しいものにはない魅力やオリジナリティとして活かしたりすることができます。

家づくりは自分の生活感、価値観を見つめ直すいい機会です。慣習に惑わされず本当に必要なものを選択し、新たな自分らしい生活と住まいを実現するお手伝いをします。

代表 西濱浩次からのメッセージ

従来、我々建築家には「どのような新しい建築の提案ができるのか」が問われてきました。しかし、経済が成熟した現在では「どうすれば造らずに済むか」「どうすれば今ある建築の寿命を延ばすことができるのか」 を考え提案することも我々建築家の大きな役割になってきました。25年にわたり手がけた多くの住宅、マンション、収益物件、店舗などの実績から、これまでの慣習にとらわれない住まいづくりを提案しています。リフォームや建物についてお気軽にご相談下さい。

 

 

 

西濱がリフォームの匠として出演した物件はこちら

①2003年1月19日放送 『トイレが玄関の家』

朝日放送サイトより抜粋

無計画な増改築の繰り返しで奇怪な間取りになった築100年の木造2階建ての狭小住宅。玄関扉を開けるとなんとそこはト イレ!さらに家族が集う居間は4畳。浴室、トイレ、洗面所へ通じる入り口の幅はわずか42㎝。危険な階段、収納不足であふれる物など問題だらけの家を三次 元の冒険家、西濱浩次が欧風の半屋外的な華麗でゆとりある快適空間に変えると宣言。

②2003年12月14日放送 『歪んだ家』
 
朝日放送サイトより抜粋衝撃の“歪んだ家”を二度目の挑戦となる“三次元の冒険家”西濱浩次が劇的にリフォーム。高低差10cm以上の歪みのある四軒長屋の一軒。内部に鉄骨を組んで補強し、歪みを解消。家と若い夫婦が年齢と共に成長していける家を作り上げた。
 ③2004年10月17日放送 『離島の家リフォームスペシャル・牛舎の家』
朝日放送サイトより抜粋築 45年の手作りの家。昔牛舎だったが現在は物置になっている大きなスペースを生活空間へとリフォーム。錆びた鉄管を使った薪ストーブや、壱岐の海底の小石 や貝殻を敷詰めた土間など廃材を再利用したリビングが完成。また、匠は畑で採れた野菜を洗う事が出来るシンクと引き 出しのついたスライド式の井戸の蓋を作成。家事を一手に請負う祖母の為の仕掛けが施された。
④2011年2月27日放送 『隣の部屋に行けない家』
朝日放送サイトより抜粋

  • 8年前に「ビフォーアフター」でリフォームした自宅「トイレが玄関の家」の、隣の家を購入したので、2軒を繋げて1軒の家として生活したい
  • 購入した隣家も、自宅同様に築100年を越え、老朽化している
  • 通りに面して縦に並んでいる立地の為、2軒を繋げると、間口が3m60cmに対し、奥行きが20mの極端に細長い家が出来上がる
  • 通りに面した玄関は、道路面より60cm以上も下がっていて、足下に大きな段差がある上、庇も頭を打つほど低い位置にあり、高齢の両親には障害となる
  • 傾斜角が60度を越える、まるで梯子のような階段は、踏み板の奥行きも無く、荷物を持って上がれない
  • 2階の通りに面した側の部屋は、軒下に位置するため、奥に行くほど天井高が低くなっている
  • ベランダに通じる窓は、床から70cmも高い位置にあり、その段差を越えるのが大変
  • 1階は陽が差し込まず、昼間でも照明が無いと真っ暗

 

 

 

リフォームでできること

  • ライフスタイルの変化に合わせる:一般のマンションや建売住宅などは平均的な間取り等の設計がされていますが、リフォームにより生活空間をカスタマイズすることができます。
  •  コストを下げる:新築と異なり、リフォームではコストや状態に合わせて残すか、取り替えるかを選択することができるので新築の約70%(平均)で完成することができます。
  •  安全・安心の住まいを創る:便利で快適でかっこいい住宅もいいですが、何よりも優先することは安全で安心の住まいづくりです。構造、プライバシーやセキュリティを確保が大切です。
  •  新築と同レベルの性能を確保する:大掛かりなリフォームをする際には、住宅の基本性能(耐震性・断熱・気密・設備など)を現在の住宅同様の性能に近づけることができます。
  • 家に愛着を持つ:家族の思い出がつまった家を再生したり、自然素材や、職人の手仕事を取り入れることは経年変化を楽しみ、愛着を持って家と長く付き合っていくことができます。
  • 環境にやさしい家づくりをする:コストの面だけでなく、建材の製造や輸送、処分にかかるエネルギー負担やCO2発生量を抑えることができるので地球環境への負荷を抑えることに貢献します。

 

  コンパス建築工房のリフォームについての考え方

  • あるものを利用して素敵なものへ

もともと日本はヨーロッパなど石造りの建築文化に対して、壊して建替えが比較的簡単な木造の建築文化なので、古くなればすぐに壊して新しくしてきました。一方で循環型社会において、今まで簡単に使い捨ててきた建築ストックの価値を再度見直さないといけない時代となってきたと思います。ただ真新しいモノがよいのではなく、長く使われてきた時間を付加した魅力をも再認識することも必要だと思います。今後、合理性だけで一方的にスクラップ&ビルドするのではなく、今すでにある空間やモノの質をどれだけ転換できるのか、あるいは、長い時間を経てきたモノに対しどれだけ自分たちが対応できるのかが問われる時代となるのではないでしょうか。

  • 古さを大切にするバランス感覚

「街並みに溶け込んだ古い家は傷みや汚れの激しいものが多い。それでもその傷みや汚れを『きたない』と見るか『歴史』と考えるかによって随分変わってきます。古い民家などでは天井を剥がすと、何十年もその家を支えてきた立派な丸太などが現れてきます。歴史ある古いモノと新しいモノを組み合わせ、どう調和させるかがリフォームならではの魅力でもあります。その家の歴史は、おカネでは買えないモノです。

  • 間取りにとらわれない発想を

ご相談いただくとき、どうしてもいまある間取りから発想するので『ちょっとだけの改善』を考えている方が多いです。台所やお風呂の位置を変えるなんてとてもムリだろうと一般の方はハナから諦めている場合が多いように感じますがそんなことはありません。リフォームでも費用さえ許せばなんでもできる、と思ってもらって結構です。

  • リフォームの目的は「設備の交換」ではなく「生活する場の組み替え」

システムキッチンや床暖房や浴室乾燥機など、今ならいくらでも高機能の設備が簡単に手に入ります。何が欲しいか、どう変えたいかがはっきり分かっている場合には建築家の出る幕はありませんが、わたしたちは建築を通してどのように理想的な生活スタイルを組み立てることが出来るかを提案しています。たとえば、子供部屋のリフォームを相談しに来た方に、水回りとLDKまで含めて家全体の提案をしたことがあります。それまで台所や浴室までも動かせるなんて思われていなかったようですが、生活の場を機能的に組み替えることで快適な新しい生活をおくられています。

  • 風と光が一番の贅沢

かつては全室エアコン付というのが贅沢だったかもしれないですが、風の通り道を考えた間取りにすれば、エアコンをつける時間はもっと減らすことができます。採光も同じで、窓の高さ形や位置で、家の中の明るさやプライバシーの保護は相当改善することができます。『昼間は照明など不要で、ほとんどエアコンをつけなくても過ごせます』というのが一番の贅沢かもしれません。

  • 頻繁に使うスペースをもっとも快適に

昔と今では家の考え方が随分違います。たとえば古い民家では南側のいい部屋に座敷や応接室を設け、台所や茶の間など家族が普段使うスペースは北側の日当たりの悪い場所に配置される傾向がありました。しかし昔とは違い来客があった際にも、自分たちの生活空間で迎えることが自然になっていますし、家族が普段長く滞在するLDKや水回りを快適にするべきでしょう。またライフスタイルや家族数も年月とともに変化します。成人に近い子供の場合には、その間仕切りを可動家具でして、家を出たときには他の家族がそのスペースを有効に使えるなど、その変化に柔軟に対応できるようにしておくことが賢明です。