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COMPAS京橋

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築30年の賃貸マンションのリノベーションである。 周辺に新しいマンションが建ち並び、また同時に人々の生活スタイルが変化することで、古いマンションはその賃貸物件としての魅力を失ってくる。マンションオーナーにとって、建物を解体するにも費用がかかり、入居者の立ち退きについての問題も残る。しかし賃貸マンションを改修するという手段は、現状では不動産としての価値がない建物でも賃貸物件としての魅力を再生することができる。古い建物を解体して一から建築することと比較すると投資を抑え、さらに環境負荷も軽減できることは間違いない。従来2Kであった間取りは、浴室・トイレ・収納などをその奥行きにあわせて、斜めの壁に押し込めたシンプルなワンルーム空間に再編した。以前12軒中4軒のみの入居状態であったが、改修後は常に満室状態を維持している。

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