コンパス建築工房

大津の家 2007

東に琵琶湖、北に比叡山を臨む、眺望に優れた滋賀県大津市の住宅地に位置する住宅の建て替えである。

国道161号線から一筋入った市道沿いであるが、琵琶湖競艇場が近く、敷地向かいには競艇場専用の駐車場もあるため、交通量は比較的多い。施主は定年を迎えた夫婦で、引退後の生活の場として故郷の住宅の建て替えを計画。琵琶湖岸の軟弱な地盤においても構造的に強固であり、防犯面にも留意した住宅を希望された。建物は間口約5m、面積65㎡という狭小な敷地の中、東西に細長い敷地形状に合わせた平面とした。2、3階にそれぞれダイニングキッチン、リビングと多くの時間を過ごす居室を配置。水平方向の全面を開口とすることで、眼前に広がる景色を楽しみながら生活を送ることができる。建物構造は鉄筋コンクリート造プレートラーメン構法を採用。柱梁の無い空間としている。