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宝塚ガーデンフィールズ

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宝塚ファミリーランドの跡地に園芸ショップ「クリフトン・ナーセリーズ宝塚」がオープンを迎えセレモニーに出席した。クリフトン・ナーセリーズ社は英国の造園業界の老舗で、クリフトン・ナーセリーズ・Japanは友人の二見恵美子氏が代表を勤める。二見氏は造園家、景観デザイナーとしてもマスコミなどで活躍されている魅力的な女性だが、華奢な体のどこにそのようなパワーがあるのかといつも感心させられる。
「クリフトン・ナーセリーズ宝塚」は昭和初期に建てられた旧宝塚ファミリーランドの温室を二見氏が園芸ショップとしてコーディネイト再生したもので、周囲9000?の宝塚ガーデンフィールズ内には英国庭園やペットパークなどが広がる。旧い温室は見事に園芸ショップとして、その魅力を充分に生かされている。レセプション会場となった中国名菜「龍坊」は嘗ての宝塚歌劇の文芸図書館を再生したものでその優雅な面影を残す。幼いころよく訪れた宝塚ファミリーランドがなくなってしまったことは残念だが、そんな記憶が単に経済効率だけでマンションなどに代わってしまうのではなく、再度その魅力を後世に伝えることは都市の歴史的な財産として重要なことと思う。
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