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ハプニング
朝からテニスに行ったが、あまりの暑さに熱中症になりかねないと早々に引き上げ、午後からは映画に行った。「ハプニング」・・・よくTVで宣伝しているが、さして内容もわからないまま入ってみると、ニューヨークで突然、次々と原因不明の自殺、殺人行為が始まるという、自然から人間への警告であった。
現在、エネルギー、温暖化、CO2などの環境問題が毎日のように取り上げられている。本当に地球は我々に警告を発しているのだと感じる。医療技術の進歩で人口は増え、情報や交通の発達により地球資源をどんどん消費・破壊してきた。特に産業革命以降は、エネルギーを化石燃料に頼り、自然に戻ることのない新建材などを多用し、人間は自分たちの都合だけで自然のサイクルを大きく狂わしてきた。地球を人体にたとえれば、人間は地球を蝕む癌細胞のようなものかもしれない。夜の地球の映像などを見るとレントゲン写真のように思える。天敵がいない人間は、地球にとって特効薬のない癌細胞のようなもの。しかも産業革命以降は転移の早い悪性の癌細胞になりつつあるのだと思う。温暖化、地震・・・地球は微熱、震えを生じ始めている。人間も地球の生態系の一種としての自覚を持ち、もっと生活を自然体に戻し、せめて良性の細胞でなければならないと思う。