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設計コンテスト
松本空間工房が実施する学生向けコンペの審査員長を引き受けて3回目である。今年も多く大学生や専門学生の参加をしていただき、一次審査で選定された10名の模型製作による二次審査を本日終えた。
学生向けのアイデアコンペはたくさんある。初めてコンペ審査の依頼を受けたとき、折角であれば、学生の案の実現を前提としましょうと、実現可能な物件を課題とすることを提案し、その了解を受けた。
従って審査に当たっては、単なるアイデアコンペではなく、実現性を前提としながらも、学生らしい夢のある作品の選定を心がけている。残念ながら、現在まだ実現にいたった案はないため、今年は課題物件の選定時より強くその実現を要求をしている。
何とか、今年の入選案は実現できそうな気配で、楽しみである。