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高岡市視察
高岡市への講演に便乗して高岡市内を散策してきました。
爆弾低気圧により講演当日の特急運転が運休のため前日の土曜日に現地入りしました。そのおかげで時間に余裕ができ、不安定な天候ではありましたが、充実した視察ができました。
土曜日夕刻には山町筋、から高岡大仏、古城公園をめぐり、当日には金屋町、瑞龍寺、八丁道、前田利長墓所を回った後、講演会場である高岡テクノドームまで歩いて行きました。
古城公園は高岡城跡であり、桜の名所。まさに今桜が満開の時期でした。
山町筋は土蔵造りの街並みは、明治後期の大火の後にできた土蔵造りの旧家が建ち並ぶ防火建築の街並みです。赤レンガの建物は銀行辰野金吾の監修で、今も富山銀行として現役。
漆喰壁、レンガ、下見板、大谷石の組み合わせが美しい。
金屋町は400年の伝統が息づく高岡の鋳物発祥の地で、鋳物の資料館、お店が並ぶ千本格子の家並みの美しい町です。
現代風な格子デザインも。
南部鋳物のキュポラと煙突。今はパチンコ屋の駐車場の中に保存されてます。
前田利長公の菩提寺である瑞龍寺(国宝)。曹洞宗の名刹、荘厳ながら端正な建築様式で、ボランティアガイドの方に丁寧な案内をしていただきました。
仏殿の屋根下地は扇垂木。
仏殿の屋根は鉛瓦葺き。
突風を受け、折りたたみ傘をボロキレの様にしながらも、なんとかたどり着いた北日本新聞社主催の講演会では、爆弾低気圧により外出自粛の警告が出されていたにも関わらず、大勢の方が参加いただきました。
心配していた帰りの特急も米原経由で運行され、充実して高岡を満喫して、無事帰阪することができました\(^o^)/