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韓国チェジュ建築視察
130926-130928
韓国チェジュに建築視察に行って来ました。
もし建築に完璧さだけを追い求めたとしたら
まぎれもなく、機能にとぎすまれ、
冷たく味気のない空間になるであろう。
主に今は亡き伊丹潤の建築を巡ってました。
ノアの箱舟教会、Pinxクラブハウス、Three Art Museums(Water Wind Stone)、
二つの手の美術館、Podo Hotel・・・など、どれも魅力ある建築作品。
その他、チェジュの伝統的な住まいから、隈研吾やドミニクペローなどの
現在活躍する建築家による分譲住宅など、充実した視察旅行でした。

いざ韓国のリゾート地・済州島(チェジュド)へ!
中心にそびえ立つ漢拏山(ハルラサン)。高さ1950mと韓国では最も高い山として知られ、
島のどこからでも、その雄大な姿を眺めることができる済州島のシンボル。

着後、初めての食事

Pinxゴルフクラブハウス。今回は時間の都合でラウンドはなし(~_~;)

ノアの箱舟教会。屋根はステンレスの磨きとヘアーライン?の菱葺き

協会内部。シンプルでストイックな空間!?

教会ホールのトップライト。ただ明るさを補うだけでなく、高さのある光ってイイですね!

ノアの箱舟教会。もちろん、水に浮かぶ舟のイメージ!?

すぐ横には、安藤忠雄の美術館も有りました。

中国の客家円楼? いいえ、Three Art Museums(Water):水の美術館です。

水と空が気持ちよく切り取られています。

風の美術館。外壁は木板のスリットが弓なりに弧を描いています。

気持ち良い光と風が空間を引き締めます。

Three Art Museums(Stone):石の美術館は鉄板でできています。


地中美術館(二つの手の美術館):手を組んだイメージ

地下の展示空間

Podo Hotel。不規則に並ぶ客室群を、ブドウの房のような屋根形状で柔らかく覆っています。



深い部分からの光の入り方は深遠です。

複雑な屋根形状の軒裏は木製ルーバー

チェジュの伝統的な集落、マウル


3本の門扉は、主の所在の情報を表現します。

壁は石積みの上に土塗り、屋根は草屋根を縄で押さえている。

現在活躍する建築家による分譲住宅地、Lotte Art Villas。
隈研吾の住宅は屋根には島の石で覆われており、最も人気があったようです。
外観の奇抜さというより、きっと日本人ならではの住宅内部の細やかな配慮でしょう。


ザ クラシック クラブハウス。

市場の魚屋。タチウオはチェジュ名物!