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目からウロコの構造用合板!

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構造用合板の製造工場、林ベニヤ産業の舞鶴工場を視察に行ってきました。

構造用合板は主に木造建築の床、壁、屋根などの
構造体を造る下地材として、最も一般的に大量に使用されます。
今まではコスト面から外国産材の使用がほとんどでしたが、
最近では国産材も採用されるようになってきたようです。

この工場は構造用合板を製造する関西唯一の工場で、
主に近畿2府4県の杉や桧の間伐材を使用しているとのことです。

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まず、直径300mm程度の間伐材を2m程度の長さにカット。
丸太の皮を剥いた後、カツラ剥きにして2、3mm程度の薄いシート状にし、
それらを1m×2m程度(製品は900×1800)の大きさにカットし、
乾燥釜で十分に乾燥させます。

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シート状になった板はタテ方向は強度はあるものの粘りがなく脆く、
ヨコ方向は柔らかく強度がありません。
それらを、タテヨコ交互に奇数枚重ね合わせてプレスして合板とすることにより、
構造的な強度と粘りが兼ね備えられます。

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節や割れなどの量がコンピュータで管理され、
表面に木目の美しい板が貼り合わされるため、
間伐材で作られた下地材とは思えないような美しいものもあります。
今まで構造用合板といえば、ラーチなどの外材による構造用合板がほとんどで、
表面の仕上げ状態も相応のものであったため、本当に目からウロコでした。

国産材の活用は森の保全、林業家の保護、CO2の低減にも効果的で、
地産地消の考え方からも、その利活用が望まれます。

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