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東灘の家

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若い夫婦と母親が共に生活するための住居である。 敷地は甲南の山の麓にあり、南西に大きく傾斜し眼下に眺望が広がる。建物は大きく3つの要素から構成されており、屋根から壁に「く」の字型につながる折板の本体ボリュームに、貫入する黒白の直方体が駐車場の屋根を兼ね、アール状のRC壁が不審者の侵入を遮蔽する。1Fには母のスペースと水周り、2FにはLDKと若夫婦のスペース。リビング吹き抜けの上部にはロフトがつながり、リビングからも屋上からも神戸の街並みや港を一望できる。メタリックな外観とは対象的に室内には無垢フローリングやコルクタイル、珪藻土など自然材料のみを採用している。

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