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草津の家

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滋賀県草津市の住宅地に建つ住宅である。施主は20代の若い夫婦で両親と祖父母の3世帯が互いの生活を適度な距離感で送れる住宅を希望された。 敷地は高低差が7m以上もある傾斜地で、極力現状の土地をさわらないよう傾斜に合わせた建物形状とした。地階と1、2階の一部を土地の高低差に合わせた高さの基礎で支持し、それ以外の部分は地面から浮かせた構造とすることにより、造成コストの削減を図っている。地階に3世帯共用の玄関をとり、1階は両親と祖父母、2階は若夫婦の居住スペースとし、各階からはそれぞれのレベルに合わせた庭やデッキ等の外部に出入りが可能となっている。

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